OVA-NB 『とあるレイヴンの始まり』スリートゲイザー編

アーカバレルシティ某所に住む、あるレイヴン。この話では一人のレイヴンが任務を受けて出撃するまでを書こう。
依頼はいつどこで来るかわからない。今回の依頼は夕方のことだった。
蒼髪の青年レイヴンは、ベッドで転がりながら物思いに耽っていた。
突然携帯端末が鳴り響く。ケイジからのメールだ。
ケイジを通して送られてくるメールはガーランド社からだった。

依頼名 敵施設制圧及びMT護衛
依頼主 ガーランド
敵勢力 イージス社MT(機数不明)、AC1機
場所  レッドキャニオン
契約金 20000C
成功報酬 40000C
内容 「イージス社の軍事施設攻撃を行うために運用する、MTヴァイスの護衛を依頼する。
本来なら護衛のMTを使うのだが、敵もレイヴンを雇っている。MT損傷を抑えたコストの抑制と敵AC撃破の確実性を高めるため、こちらもレイヴンを雇う事とした。
施設の制圧までMTを護衛するだけでよいが、施設攻撃に貢献したならばそれなりの報酬も考えてやらんでもない。
場所はクーロンシティ南方……レッドキャニオンの駐屯地。こちらは無駄な金を使うのは嫌いでな、MTを破壊されることのないように。
オペレーターはコストの都合でつけることが出来ない。ケイジにでもつけてもらうといいだろう。
我々が期待しているのは成功だけだ」

蒼髪のレイヴンは少し考えた。この依頼は確実に達成できるのか、達成できない依頼はできれば遠慮したい。
任務の失敗=死を意味するときもあり、その危険性を最小限まで抑えながら報酬をできるだけもらうのが、このレイヴンが持っている信念のようだ。

「重要性の高い任務ならランカーにまわすはず……AC戦闘は苦手じゃない。大丈夫、これなら私にも出来る」

そう思ったレイヴンは、早速依頼了承メールを送信し、メールボックスを空にした。これも機密保持のため。レイヴンの間では当たり前となっている。
企業からオペレーターが回されることがないということで、蒼髪の青年レイヴンは専属オペレーターへ連絡を入れようとした。
しかし、そこで少し考えた。依頼はケイジを介して流される。それならば、専属オペレーターにも送られていてもなんら不思議はない。
確認するまでもないが、念のため連絡を入れてみることした。

「アリア〜♪私だけど、ガーランドからの依頼は知ってる?」

レイヴンとは思えない明るい口調で突然話し始める。本来メールで事を済ませられるにもかかわらず音声通信を用いたのは、このレイヴンの趣向らしい。

「MTの護衛ですってね、知ってるわよ。がんばってらっしゃい」

アリアと呼ばれた人こそ、ケイジ専属オペレーター。彼女はあしらうようにこう言った。
仮にメールで通信された場合でも、同じ答えが返ってくるだろう。
毎度の如くそっけない答えが返ってこようとも、いつか答え方が変わることを期待してレイヴンは話しかける…

「あぁ、それじゃよろしく頼むよ♪」

そういうと音声通信を切り、端末に搭載されているACアセンブルツールを起動させ、自分の機体をチェックする。

HEAD H11-QUEEN
CORE RAKAN
ARMS A11-MACAQUE
LEGS YLH11-VIXEN
BOOSTAR B05-GULL
FCS MF05-LIMPET
GENERATIOR G01-LOTUS
RADIATOR CR-R92
INSIDE SYAMANA
EXTENTION CR-E82SS2
BACK UNIT R -
BACK UNIT L CR-WB85RA3
ARM UNIT R WR07M-PIXIE3
ARM UNIT L CR-WH79H3
SYSTEM ALL GREEN

「フレームと内装は問題ないけど、武装とインサイドはこれで大丈夫なのかなぁ……」

独り言を言いながら、端末のコンソールを叩き出す。
自分がガレージに保管している武器のデータを、ACに装備させてシミュレートさせてみる。

「ACが居るってことは……機動戦をするってことだから、EN兵器は使えないかな。でも弾薬費かかるし実弾って使いたくないんだよね……」

そんなことを言いながらも左手武装欄を模索する。ハンドガンをパルスライフルに変えてみたり、ブレードに変えてみたりと試行錯誤と繰り返す。
ヴァイスからの支援も考慮し、尚且つAC戦闘での機動戦を重点に置き、集弾性・熱量・総火力ともに備えたCR-WH79H3のままにすることとした。
右手に持つWR07M-PIXIE3『ピクシー3』で総合的な火力を補い、左手に持つCR-WH79H3で熱量と命中率を補う。
右肩のハードポイントは余っているが、弾薬費と重量…そして今回のミッションでは必要ないと判断したことから装備しないことにした。
遠距離に対しての武装は持たないが、OBとヴァイスの支援攻撃で事足りると判断したため、敢えて対策は施さないこととした。
インサイドのECMメーカー『式叉摩那』は、ヴァイスに向けられる可能性があるミサイル対策のためのデコイに代えようと考えた。
しかし、ミサイルが来なかった場合は完全なデッドウェイトとなるうえ、汎用的な攻撃に対しての妨害のためにECMメーカーのほうが効率が良いと考えた。
結局アセンブリは変更せずに終わったが、半ば趣味としてやっているため精神的な苦ではない。寧ろこのレイヴンは楽しみながらやっているように見える。
端末のアセンブルツールを終了させると、ケイジのガレージへと向かった。

ケイジのガレージの中で、ハンガーに一機のACが置いてあった。
白とピンク色に染められた装甲をした細身の二脚型AC。蒼髪のレイヴンは二脚型ACのコックピットに乗り込み、起動キーを差し込む。
鍵を挿したときの電気パルスが、コアのシステムとジェネレーターを点火させる。

メインシステム 通常モード 起動します

コアのシステムを起動させるとガレージの外へ出て、ケイジ所属のヘリポートまで向かった。
ヘリポートでは、予定通りヘリが一機待機している。
ヘリについているハンガーへACを固定させ、ヘリを離陸させた。

それから30分は経っただろうか。ヘリの通信士から通信が入る。

「作戦領域に到達、ACを投下する」

ヘリについているハンガーがはずれ、ACが重力に従い落下していく。
落下地点はイージス社の軍事施設前、5機の四脚型MTが横一列に並んでいる。
白とピンク色の二脚型ACは、一直線に並ぶ5機の四脚型MTの前に立つ。

「レイヴン、よろしく頼む」

MTパイロットの声が外部スピーカーを通して聞こえてくる。
しかし、返事はしない。必要がないからしないだけ。
次にオペレーターから通信が入る。

「今回の目的は、味方MTの護衛です。万一味方MTが全滅した場合は、一人で施設を制圧してもらう事となります」

オペレーターの言葉から連想すると、一人で施設を制圧するのが困難だからMTを用意している。
AC単機で制圧できるなら、わざわざヴァイスを5機も投入する必要はない。施設は大規模で、敵は多数戦力を保持していると思われる。
それでも戦術さえ間違わなければ失敗することはない。敵ACとMTを殲滅させ、施設攻撃はヴァイスに任せる。
そこまで戦術プランを考えた後、オペレーターに返事をする。

「了解。こちらスリートゲイザー、シルバーメイデン出る」

任務に出る前の明るい口調とは打って変わって、感情の感じられない声で応答する。
そして、ACの戦闘用プログラムを起動させる。

メインシステム 戦闘モード 起動します


言い訳 06年7月
一年前ちょっと前に書いたものですが、どうみてもキャラつかめてません。浅はか過ぎなのと、報酬高すぎ。
一発限りの専属オペも、その後出てくるかどうかは微妙w
レッドキャニオンに駐屯地ってのは、即興なんで論理的に考えたらおかしいかも知れない。
場所的に関係なさそうなのに、攻めるガーランドもおかしい。依頼先をRACかガレルにしておけばよかったかも?
後、ハイコスト大型MTを五体も出すくらいなら、それこそもう一人レイヴン雇った方が良かったんじゃないかと。
課題が残る作品ですOrz

アーマード・コアTOPへ戻る
TOPへ戻る
広告 [PR]ヒートテック  転職支援 わけあり商品 無料 チャットレディ ブログ blog